2010年3月12日金曜日

セルを絶対参照に切り替えるには OpenOffice Calc


ルを絶対参照に切り替えるには、ExcelではF4キーを使いますが、calcではこの方法が使えないので、Shift+F4キーを使います。macの場合この方法も使えなかったので手打ちで入力しましたが、1つのセルだけの入力で済みますから覚えておくと便利です。


Q、数式をコピーしても常に同じセルを参照したいときには、どうしたら良いでしょうか?

A、$A$1というように、行番号と列番号の前にドル記号を付けます。後はオートフィルでコピーすると常に$を付けたセルを参照します。


セルC2に=B2/B7と入力し、売上合計に対する各店舗の割合を求めます。
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オートフィルでコピーすると、#DIV/0!とエラー表示されてしまいました。
C3の数式を確認してみると、空白のB8で割られているのが判りました。

この場合は常にB7で割るように、セル参照を固定する必要があります。
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そこで、B7を$B$7というように$を行番号と列番号の前に付け絶対参照に切り替えます。
(=B2/B7と入力→カーソルがB7に表示された状態でShift+F4キーを押す。)
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Enterキーを押して数式を固定します。
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下のセルにオートフィルでコピーします。
分母が常にB7を参照していますので、正しい計算結果が表示されるようになりました

2010年2月4日木曜日

一行おきにセルに色をつけるには?  OpenOffice [calc]


行おきにセルに色がついていると、見やすくとても便利です!!
でも、各行を選択してわざわざ色を付けるのは面倒です、そんな悩みを解消してくれるのが【条件付き書式】です。

Q、色を付けるなどして、各行のデータを見やすくする方法はありますか?

A、条件付き書式】で「偶数行のセルは、青色にする」という条件を指定した書式設定が便利です。【ISEVEN(CELL("ROW";A2))】と指定

奇数行の書式設定にするには【ISODD(CELL("ROW";A2))

  

【書式】の「スタイルと書式設定」を選択、もしくはフォント名の左端にある「スタイルと書式設定」ボタンをクリックします。
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右クリックで新規作成を選択。
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管理画面で名前をここでは「1行おきの書式」にし、背景画面で「青8」を選択したらOKをクリックします。
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反映されました。
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次に【書式】タブの【条件付きの書式設定】を選択します。
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条件で【数式が】を選び、【ISEVEN(CELL("ROW";A2))】と入力、セルスタイルを先程設定した「1行おきの書式」を選択したら、OKをクリックします。
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書式のコピーと貼付けボタンをクリックします。
ここでは、セルA2が指定されています。
書式を張り付けたい範囲をドラッグします。
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他のセルにも条件付き書式が設定されたので、選択範囲の偶数行の色が青くなりました ♪

奇数行の書式設定にするには【ISODD(CELL("ROW";A2))】なので、色々と応用させて見やすいシート作成にお役立て下さい。



同じセルに日付と曜日を入力するには? OpenOffice [calc]


じセル内に、日付と曜日が入っていると便利ですよね。
そんな時は「ユーザー設定」で書式コードを入力するだけです。
覚えておくと、スムーズですよ。

Q、2月1日と入力したセルに2月1日(月)と曜日と曜日も入力したいのですが、どうのように設定したら良いでしょうか?

A、セルのフォーマット】ダイアログの【】タブを開き、分類を【ユーザー設定】にして、書式コードを「M月D日(AAA)」と入力します。



曜日を入力したいセルを選択し、【書式】メニューの【セル】を選択します。
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】タブを選択し、分類の【ユーザー設定】を選びます。
書式コードに【M月D日(AAA)】と入力しOKボタンをクリックします。
         ↓

         ↑
        カーソルをあわせて、下までドラッグ

選択したセルが2月1日(月)となったので、セルの右下にあるフィルハンドルをドラッグすると日付に曜日が入力されました